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ヘラ絞りで作ったステンレスの巻き上げトレイです。
縁をカール加工で「巻き」、型を用いて底を「上げ」たことから「巻き上げトレイ」と名前を付けました。
巻き上げ加工をすることで、強度が出るので、1mm以下の材料を使っていますが、軽さと強度が両立しています。
また、縁のカール加工は、持った時に角が手に当たらないので、気持ちよく使うことができます。平面部の底上げ加工は、平らな所に置いてもガタつきにくいだけではなく、ちょうど中指の指掛かりにもなり、とても持ちやすくなっています。
表面仕上げは、素地仕上げのほか、漆を焼き付けた後に鉄漿水(お歯黒)でムラを付けた黒ムラがあります。着色職人が1つ1つ手作業でムラをつけていますので、1品1品異なった味わい深い表情になっています。
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